遮断された問題の動画その2

先の投稿で紹介した動画ですが、もうご覧になられましたやろか?かなりショッキングな場面があるので、出血とか生々しいのが苦手な方は目を背けてしまうかもしれません___てな感じの動画です。

ところで、問題の暴打ではなく生々しい方の場面についてですが、あのお尻の皮膚組織が完全に壊死しているのは恐らく褥創だと思います。決して肉を削いだのではありません。


念のためウィキペディアで確認すると、「褥瘡(じょくそう 英:Bed sore; Pressure sore; Pressure ulcer; 羅:Decubitus ulcer)は、臨床的には、患者が長期にわたり同じ体勢で寝たきり等になった場合、体と支持面(多くはベッド)との接触局所で血行が不全となって、周辺組織に壊死を起こすものをいう。床ずれ(とこずれ)とも呼ばれる。褥創と書かれることもあるが、日本褥瘡学会は、「創」の字が局所的な創傷を表すのに対し「瘡」の字が全身的な病態を表すとして、後者の使用を推奨している。」なるほど、今後は褥瘡と書くとしよう。
ずーっと仰向けに寝ていると、そのうち背中が痛くなってくる。普通ならここで無意識に寝返りをうつ。でも、何らかの理由(通常は老衰、病気、事故など)で身体を動かせないとしたら、ずーっと仰向けのままでいなければならない。
つまりその間、寝床(これがコンクリートだったら…)と身体の接触するところがずーっと同じで、その部分は自らの重みで当然血行などが悪くなる。そのため栄養補給も老廃物の排出も滞り(いわばその部分の組織は兵糧攻めにあうわけで)、いずれ死んでしまう(=壊死)。するとその周囲の組織への補給路がそこで断たれるので、同じことが周囲の組織でも繰り返され、その結果どんどん組織の壊死が広がり(実際には組織深部へ進むので、見た目は小さくても中で空洞状になっている場合が多い)、最も重症な段階は筋肉や骨まで壊死(腐って)しまう状態で、最悪は死亡。これが褥瘡で、発症する部位は「床ずれ」と云うだけあって床と擦れる所(尻や踵、肘、背中など)に多く、勿論ちゃんと治療すれば治るけれど、栄養状態が悪かったり、いい加減な治療などである程度進行してしまうとなかなか治りにくい。だから予防が重要で、今どきの日本の介護や医療の現場で褥瘡発症は恥ずかしいことである。
以上のことを踏まえてもう一度冷静に動画を見直してみると、また違う発見があるかもしれない。もちろん無理強いはしません。
確かに中国当局がお尻の肉を削いだわけではない。とはいえ、老人でもない若者に褥瘡ができるなど想像を絶する酷い状況に長時間放置して重篤な状態になるまで何ら処置をしなかったことの動かぬ証である。
今日はもうこれ以上書く気になれません。

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