原発国民投票とは原発信任投票である

石原都知事は住民投票突っぱましたね。

橋下市長は下手すりゃ関電に許しちゃわないかハラハラしますね。

保安院は廃炉前提にもんじゅをもう5年動かしたいってダダ捏ねてますね。

つーわけで、アメリカさんが原発新設をお知らせしたとたん、堰を切ったように推進派が急に動き始めましたね。

ところで、フクイチ大丈夫だろうか…気になります。

で、脱原発の方はと言いますと、原発国民投票なるものを実現させようという動きがあるのをご存知だろうか?
ネット上でわりと騒がれていて知っている人も多いと思うし、これを読んでいる人の中にも署名したよって人もいるかもしれない。何とかしたいという気持ち、それは大事です。大切にしてください(大きなお世話か^^;)。
しかし、その気持ちを間違った方向へ向けている時間的余裕は正直多くはない。そう、今進められている原発国民投票運動は脱原発、反原発としては間違った方向なのです。少なくとも危険すぎます。なのに、この国民投票に大いなる誤解をしている人も多い。
はっきり言うと感情的に反発する人が多いんだけど、ここは冷静に読んでもらいたい。あれは反原発、脱原発のためだけではなく、原発推進派のためでもある。いや、むしろ原発推進にとって都合のよい原発の信任投票なんです。また実現までのプロセスを考えても時間がかかり過ぎだし、実際に制作するのは国民じゃない。たとえ原発反対の結果になっても法的拘束力がないというね、本当に、本当に、これでいいんでしょうか?目的はなんですか?手段として相応しくないのなら、他の手段を考えるのがセオリーでは?

で、とりあえず今回はたろじいのブログ: イリュージョンとしての原発国民投票プロジェクト.というブログを紹介するに留める。といっても、かなり説得力があるから紹介するわけで、正直、私の軽薄な文章なんかより余程いい。つーわけで、長いので途中まで(といってもこのブログにしては長いけど)。

※このポストの後リライトされ、現在は紹介した部分の文章が大きく異なっています。

大阪市と東京都で,原発稼働の賛否を問う住民投票条例制定の署名運動が目標を達成し,大成功のようだ。NHK,TBS,東京新聞,朝日新聞などが,運動の準備段階から好意的に報道し,社説で署名をよびかけるなど応援してきたことが功を奏したのだろう。内容をよく理解しないまま,テレビや新聞に簡単に動かされる人が多いことがわかる。

この運動のウェブサイトの Q&A では,自分たちは「脱原発あるいは原発推進を呼びかけるグループではありません」と書かれており,今井事務局長も「この会は脱原発の運動ではありません」,「この会には原発推進派の人も入っています」とたびたび明言してきたにもかかわらず,これを「脱原発の運動なんだ」と錯覚している人が非常に多いことにおどろく。それは市民,大学教授,弁護士,公職の議員,労働組合役員にまでひろがっている。

これらの条例案が議会で可決され,投票が実施されることを期待する。「原発の稼働に賛成」が多数となり,協力した数十万人がだまされていたことに気づくなら,よいことである。一方で,その結果が放射能被害者の心におよぼす傷は,とりかえしがつかない深刻なものになるだろう。

条例案が否決され,投票が実施されなくても,発案者にとっては大成功である。ひきつづき脱原発の意思をもつひとびとのエネルギーを国民投票プロジェクトに吸い取りつつ,「みんなの党」への支持と,国民投票条項をふくむ改憲への期待として誘導することができる。

忍者の国で展開されているこのプロジェクトは,原発事故のすべての加害者を免罪し,脱原発の意思をもつ人たちのエネルギーを吸収し,憲法改悪を準備,誘導するためのイリュージョン(幻術)である。
この運動の多面的効果は,改憲派と原子力マフィアにとって,なかなか魅力的なものである。 (後述)

信じられない人は,公開されている「国民投票実施手続市民案」,「東京都民投票条例案」,「大阪市民投票条例案」の全文を,修正されないうちにダウンロードし,自分の目で読むことだ。震災前から政治に関心をもち,憲法に関心をもっていた人なら,これらの実施手続市民案と条例案が,良識ある市民の合意ではなく,キャリア官僚 (出身者あるいはそれに近い人もふくめて) の手で書かれ,この運動が改憲派のシナリオで動いていることに気づくはずだ。それに気づくために特別な能力は必要としない。もし「自分の目で読むなんて面倒でやってられないよ」というならば,自立した判断は無理ですよ,とここで指摘しておく。

また,原発事故ではじめて政治にめざめた人や,テレビや新聞に動かされた人が,条例案も理解しないままに賛同金を振りこみ,みずから署名し,他人の署名をあつめるならば,たとえそれが善意,熱意,責任感,正義感,自己犠牲の動機であっても,無責任な行為であることを指摘しておく。

ツイッターでは,この運動への疑問や批判に対して「被害妄想」,「誹謗中傷だ!」,「こじつけだ!」,「バカオヤジ」などというメッセージが発信されているが,「バカオヤジ」以外は全部ハズレ! しかし,筆者はこれらの人に対して攻撃や侮辱はしない。

今回は 【公開されている 2 つのビデオ】 を検討してみよう。そのあとに 【国民投票プロジェクトの多面的効果】 を再掲し,【リンク集】 を補足する。 (以下長文)

たろじいのブログ: イリュージョンとしての原発国民投票プロジェクト.

はい、続きは紹介元で読んでくださいね。

とにかく、最も大事なことは”何の為に”つまり目的です。国民投票は目的ではなく手段です。

では目的とはなんでしょう?

もちろん脱原発ですよね。原発に頼る社会構造から脱却して新しい社会を再建することですよね。理由なんか要らない。これは理屈じゃない。だって、あれほどの大事故を起こしておいて原発なんか利用できますか。おまけに原発事故のせいで要らぬ精神的苦痛に苛まれている人たちが数多いる。その苦しみに比べたら、原発のない世の中を作る苦労なんて大したことない筈だ。むしろチャンスですらあるのだ。既に産業界もポスト原発に向けて着々と動いている。むしろ迷走しているのは、有名人だの著名人だのに惑わされて自己満足している我々市民である。

かくいう私も不勉強で偉そうなことは言えないけれど、今後は折りにふれ原発関連のブログを書いて行こうと思っている。ま、どこまで書けるかわからないけど、やれることはやらないとね。(はあ〜チベットも大変なんだがなあ。。。)

原発国民投票とは原発信任投票である」への2件のフィードバック

  1. 前略
    国民投票だ何だかんだと騒いでいるのに本格的に疑問を持ったのは1月10日です。大阪の署名が必要数を超えた!と喜ぶ人々の写真いり記事が長崎新聞に出たときからです。そのとなりには「新成人の6割が原発容認」というアンケートがありました。(←このアンケートは語るに落ちたバカ記事ですので省きます)。今まで反原発運動が新聞に出たことないのに、なんで条例制定を要求する直接署名が5万ばかり集まったハナシが載るンや?
    前後して国際会議なるのもが開かれるというので、TLが沸き立っていました。設問に即廃炉がない、というピュアな人々の疑問が並んでいました。その疑問を世界会議の事務局に出そう、ってピュアを通り越してアホだわ、と思いましたが、反原発にかける情熱がヘンな方向にむかないように「これは世界会議の事務局に言ってもどうなるもんでもないし、今やっている署名とは別問題」と教えてあげました。でも逆ギレ返答。「TLでつぶやいてないで事務局に来て言えや!俺は行った、そして言った!」と。あげくブロックww。(長崎から行けるかよ)
    そのうちにマガ9から「国立市長のインタビュー」なるものが送られてきました。これを読んでしみじみ、イヤになりました。市民派って酔っぱらってるけど何、コレ!
    条例制定要求署名を原発反対署名と言っているのです。きっこによると長すぎるから短縮している、と。短縮して別のもの、サギじゃん。それできっこにブロックされました。
    避難先から東京に一時戻り、愚息にこのハナシをしたら、「お、俺もまだ署名してないから今日にでも・・」と言うではありませんか。
    ちょい、待て、とまず原発国民投票って言ってるけど、ホントはちがうデ、から始めて、サイトを見させました。年取った親に言われるのが悔しかったようですが、それでも「こらあかん」と今井節を読んで思ったようです。その後早稲田のイベントに立ち寄り、本物の今井節を聞いて「あおりのうまいヤツ、乗せられたらあかん」と思ったそうです。

    署名が成立しそうになったというので、もう一度愚息とハナシをしました。「議題にあがったら推進が多数派を占める都議会はどう採決するだろう?」と。
    都民投票が実施されれば「推進派は金にモノを言わせて総動員するだろうね」・・・だから都議会は可決するかも知れない・・・
    そのあと石原のあの発言。ピュアな人々はヒステリックに「民意を無視するのか」、今井は「裁定は都議会がやるんだ」、とこちらはピュアではないので、一応シナリオ通りに進んでいるのを確認してちょっとだけ怒ってみせています。

    うちに来た受認者からもらったチラシには「原発をやめて自然エネルギーに」と書いてあります。都民投票と自然エネと何の関係があるの?と受認者に聞いても、ほとんどキョトン、「脱原発なら自然エネがあったり前でしょ」という表情でした。飯田が言い出したことも知らないし、あげく個人的には今井さんは好きじゃない、とまで。

    このクソ寒い中をとりつかれたように、署名に立つおじさん、おばさん、ほんとに恐ろしいです。うしろに飯田某がいますが、そのまた後ろに鎌仲ひとみという切れ者がいます。今井も飯田も頭隠して尻隠さず、タイプですが、この人は違います。

    全く表に出てこないのが気色悪い。どこで糸を繰っているのでしょう?

    • とらっちさん、コメントありがとうございます。
      鎌中氏のことはよく知りませんが、能ある鷹はなんとやら。
      とはいえ、最も問題なのは今井氏も含めてこの一連の運動自体が脱原発とは別の思惑(複数)に動かされていることですよね。ただ、この思惑の最大の弱点は、運動の理念や具体性が穴だらけと云うことではないでしょうか。公式サイトなど、本当にバッカじゃなかろうかと思うほど、冷静に読めば疑問だらけ。実際選択肢にしても署名集めてる最中に二転三転しているし、紹介したブログでも言っているように発起人不明確などなど。私が疑問持ち始めた切っ掛けも実施手続市民案の説明文にある

      この市民案全てが、採用されるよう務めて参りますが、最終的には国会での審議に基づき作成されることになります。

      と云う一文です。どんなに巧くプロモーションで売り上げのばしても中身のない本みたいなもんで、購入した読者はがっかりするでしょう。さしずめTwitterはアマゾンのレビュー争いですかね?(あ、いかんいかん、あまり表現に走り過ぎるとS田監督と言われそうだにゃ)

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